前編
後編

荻須記念美術館との連携プロジェクト-周辺紹介MAP制作を通じた地域活性化-

卒業研究

私たちは、稲沢市荻須記念美術館からの依頼により、来館者へのおもてなしと稲沢市の魅力発信を目的としたマップ作りを卒業研究のテーマとした。美術館と連携し、「稲沢市荻須記念美術館周辺マップ」と「いちょうアクセスマップ」の2種類を作成しました。

【稲沢市荻須記念美術館周辺MAP】
館長さんからの「美術館に訪れていただいた方にお土産を買って帰っていただきたい」、「もっと稲沢市の魅力が伝わる場所を知っていただきたい」という思いを受け、MAPの制作を行いました。
インスタグラムなどのSNS からお店をリストアップし、電話でアポイントメントを取りました。そして企画書と取材シートを作成し、直接、もしくは電話やメールを利用して取材を行いました。その後PR文を考え、Adobe illustratorを利用してマップ作成しました。

●注意したこと
・お店をリストアップする際は、美術館来館者の年齢層に合わせるようにしました。
・本学の先輩達が行ったことのないお店は事前に視察に行き、様子を調査しました。
・最近の流行であることと、来館者に昔ながらの雰囲気を感じてもらうため、「大正ロマン」をテーマにしました。

実際に制作したMAPがこちらです。

 

(著作権保護のためデータ圧縮版を掲載)

【いちょうアクセスマップ】
祖父江のイチョウが黄葉する時期と、毎年開催されている美術館の特別展の時期が、どちらも10月下旬からとなっており、ちょうど時期が重なるため、 イチョウを見に祖父江に訪れた方と、特別展を見に美術館に訪れた方が、どちらにも足を運んでいただけたら、という思いを受け、マップを制作しました。
荻須記念美術館から祖父江ぎんなんパークへの行き方、電車やタクシーの時間・料金を調べました。また、実際に現地に赴き、周辺調査を行いました。

 

●実際に制作したMAPがこちらです。

(著作権保護のためデータ圧縮版を掲載)

●反省点
取材調査から意見集約、掲載内容の校正など、様々な作業を時間内で行うことが大変難しく、当初の予定より完成が大幅に遅れてしまいました。また、細かいレイアウトまで完成させてから各店舗に取材に行くべきでした。

●まとめ
作業が終盤に差し掛かるにつれ達成感も高まっていき、いろいろな方と協力して作成した分、マップが完成した際は今までにないほどのやりがいを感じることができました。多くの方々と協力して一つのマップを完成させることは、マップだけのデータ、紙面上のつながりだけではなく、大切な地域との心のつながりも感じることのできる良い経験になりました。
今回作成したマップを手にしていただいた方に、観光地やお店に行っていただき、稲沢市が今後さらに活性化されることを期待しています。

PICK UP

おすすめ記事

子ども

みんないっしょのクリスマス2024 試作会の見学

アレルギー

授業紹介 プロジェクト演習

教育

「大縄跳び大会に出場しました!」

子ども

「文教音楽祭2024に向けて」