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やってみよう!循環型社会づくり vol.2 ー手作り堆肥で花壇づくりー        

卒業研究

段ボールコンポストで作った手作り堆肥
本来捨てるはずだった生ゴミを再利用して栄養たっぷりな堆肥を作ることができます。
花壇や家庭菜園をする際の費用も節約でき、環境にも優しいのが特徴です。

手入れしやすいお花
花壇づくり作りについては、愛知県立稲沢高校の安田先生にご指導いただきました。
お花の苗も、愛知県立稲沢高校から購入。
手作りの堆肥を利用して花壇を作るにあたって、初心者でも育てやすい花を選んで育てました。

夏は、ニチニチソウ、メランポジウム、ローズマリー
冬は、ビオラ、ノースポール
これらは比較的寒さや暑さに強く、毎日水やりをしなくても綺麗に咲いてくれました。

花壇を整備してみよう花を植える前には花壇の整備が必要です。
雑草などを取り除き、花が育ちやすい環境を準備していきます。

〈土づくり〉
土を耕します。堆肥もこの時点で投入しましょう。
しっかりとふかふかな土を作っておくことで、微生物が活動できる栄養たっぷりな土になります。

〈花植え〉
まずはじめに、花の配置を決めます。ポットから出す前に一度花壇に並べてシュミレーションしてみることでより綺麗な完成形を作ることができるからです。配置が決まったら、実際に植えていきます。

①苗の高さに合わせて穴を掘る。
②ポットから苗を取り出す。人差し指と中指で花の茎を挟むようにして持ち、ひっくり返します。ポットの裏には穴が空いているのでそのまま反対の手で穴を押して苗を取り出しましょう。
③掘った穴に花を植える。このとき、花の向きに注意しましょう。花の顔が正面を向くように確認して植えることで花壇がより華やかになります。
④穴に土を戻し、整えてあげたら完成です。花を植えたらたっぷりの水を上げましょう。

〈成功例と失敗例〉

土作りがうまくできていないと失敗につながることがあります。土が十分にほぐれていない状態で花を植えてしまうと、土がうまく水分を吸収できずに、結果水をやっていても花には水分が行き渡らないからです。このように、はじめの土作りはその後の花の成長に大きく関わってきます。土台をしっかりと作り、きれいな花壇を作りましょう。

お花の植え方を動画で紹介
花を植える動画を作成したので、ぜひ見てください。
実際に花を植えている様子の映像や画像を使ってわかりやすく解説しています。
文章だけで分かりづらかったところも、ぜひこの動画で確認してみてください。

愛知文教女子短期大学 生活文化学科 生活文化専攻 2022年度 卒業研究 奥村ゼミ『段ボールコンポストによる循環型社会の可視化プロジェクト』

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