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2025前期卒業研究報告vol.1

卒業研究

砂田ゼミでは、株式会社「光建」と名古屋市立大学との共同研究で、匠や技の継承、土木・建設業に興味を抱く若者の数を増やし、将来への後継者を育てていけるような、webを中心として情報発信・コンテンツ開発を行っています。

生活文化専攻2年 T.E

私たちは前期を通してweb制作にかかわる様々な制作をしてきました。

4月中旬から下旬は動画制作チームとweb制作チームに分かれて作業をしました。動画制作チームはAdobe Premiere proという動画編集ソフトを使用したweb上で再生される動画の制作・編集、web制作チームはBIND upというホームページ作成サービスを使用しwebで使用する写真を選んだり配置を考えたりしました。

5月に入るとどちらのチームもひと段落つきほかの作業をする余裕が出てきたので自分たちの興味のあることをやってみようということになり動画編集やweb制作で自分の作りたいものを先生と相談しながら制作しました。

6月上旬には名古屋市立大学北千種キャンパスに学外見学へ行きほかの大学の雰囲気やモーションキャプチャーで使用する部屋や器具を見せてもらうなどをしました。また名市大の学生がモーションキャプチャーを使用して課題で作成した動画なども見せてもらえました。

6月中旬から下旬にかけてはwebアンケートの際に使用するグーグルアナリティクスでどのようなことが調べられるのか具体的な使用方法について各自で調べレポートを提出しました。 

その中で私が特に頑張ったのは4月中旬から下旬にかけて行ったAdobe Premiere proを使用したweb上で再生される動画の制作・編集です。

最初に株式会社「光建」から送られてきた動画を確認し、写真が切り替わっていくスライドショーのような動画を作るということになりました。

初めての動画作成でどうやって作ればいいのかわからずに作業が詰まってしまうこともありましたがインターネットや書籍で調べたり、先生に教えてもらいながら少しずつ制作していきました。

特に難しかった所は動画に動きをつけることです。ただスライドショーのように画像を切り替えるだけでは動きが少ないと感じたので、画像の注目してほしい場所に少しズームする動きをつけました。その際にエフェクトコントロールからモーションのスケールの数値を編集し、どの程度の数値を入れればどういう速度でズームするのかを一つ一つプレビューで確認する作業と、動画を通しで見て違和感が起きない程度にズームする速度を一定に揃える作業に苦労しました。

 私がこの授業で学んだことはAdobe Premiere proの基本的な使い方と、相手の視点で物事を考えることの難しさです。私はこの動画制作にあたって、どのような動画を作れば見ている人の興味を引けるだろうかということを考えながら取り組みました。どのような順番で画像を出せばいいのか、どこにズームすればいいのかを、映像を見る相手のことを考えながら制作していくことは、作品を作るということにおいて大切なことだと再認識し、とても大変なことであると実感することができました。

 今後はこの動画制作で学んだことを生かして、見る人の視点に立ってどのようなものを作ればいいのか考えながらweb制作に携わっていけたらいいなと思います。

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