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産学福連携「大豆グラノーラ 稲沢バージョン」商品開発プロジェクト Vol2

卒業研究

1年生の後期から産学連携で商品開発に取り組んできた「大豆グラノーラ 稲沢バージョン」が4月に商品化されました。

■商品の特徴

「大豆グラノーラ 稲沢バージョン」は、甘じょっぱく、サクサクとした食感で、ついつい手が止まらなくなる、みたらし味が特徴です。誰もが一緒に食べられるように特定原材料8品目不使用の原材料にこだわりました。地域資源を生かし、稲沢市内にある「なつ菓子本舗」のポン菓子を使用しています。

【原材料】大豆加工品(脱脂大豆、おからパウダー)(国内製造)、白ごま、きび糖、米油、米粉、ポン菓子、醤油、水あめ、黒大豆
【内容量】180g・90g
【栄養成分】(100gあたり)熱量:469kcal、たんぱく質:21.3g、脂質:19.9g、炭水化物:51.1g、食塩:0.8g
【原材料に含まれるアレルゲン(特定原材料28品目中)】大豆 (卵、乳、小麦を使った製品と同じ製造所で作られています)

■表敬訪問で稲沢市長にご報告

「大豆グラノーラ 稲沢バージョン」完成報告のために、2025年5月2日に、産学福連携先のおとうふ工房いしかわ、就労継続支援B型事業所いちょうの方と一緒に稲沢市長を表敬表問しました。学長からの挨拶の後、わたしたち学生から「大豆グラノーラ みたらし味」の商品の特徴や開発プロジェクトの内容などの説明を行い、稲沢市長をはじめ、福祉課などの職員の方に試食していただきました。
市長からは、「香ばしく優しい甘さで、おいしいですね」という感想をいただき、後日、市長のFeacbookでも「朝食に牛乳をかけて食べている」と、紹介していただきました。
当日は、産学連携商品の取り組みとして、中部経済新聞の取材を受け、新聞掲載されました(2025年5月7日掲載)
また、稲沢市のふるさと納税の返礼品として採用していただける予定です。

稲沢市長への表敬訪問に参加し、とても緊張しましたが、市長をはじめ職員の方々が、私たちの話に一生懸命耳を傾けてくださったおかげで、安心して説明することができました。開発にあたっては、試作品の試食アンケートを行い、その集計やデータの分析、アイデアの出し合い、資料の作成など、初めてのことばかりで戸惑うことも多くありました。多くの方に支えていただき、商品開発の一端を担えたこと、そして「おいしいね」という声を直接いただけたことが、なによりも嬉しく、大きな達成感を得られる経験となりました。

購入方法、製造販売をしている「就労継続支援B型事業所いちょう」については、後編へ続く〜(記事上部、右ボタンをクリック)

■就労継続支援B型事業所いちょう(洋菓子カフェいちょう)について

 

稲沢市の就労継続支援B型事業所「いちょう」は、病気や障がいによって一般企業の就労が難しい方を対象とし、ケーキ作りやカフェの作業を中心に、利用者一人ひとりの目標に向けて丁寧に支援する施設です。併設する「洋菓子カフェいちょう」では、「大豆グラノーラ みたらし味」の他に稲沢市内の「歩荷(ぼっか)」さんの自然卵を使用した、口の中でとろけるなめらかなプリンやシュークリーム、シフォンケーキなどおいしい洋菓子を販売しています。

明るく落ち着いた雰囲気で、稲沢公園を眺めながら手作りケーキを食べることができる素敵なカフェです。

洋菓子カフェいちょう
住所:〒492-8261 愛知県稲沢市重本4丁目6
https://www.instagram.com/icho_bgata

カフェの営業時間は、平日 9:30~12:00
大豆グラノーラ みたらし味 1000円(180g入)、500円(90g入)はで販売しています。

毎週水曜日の10時~12時には、洋菓子カフェいちょう隣の「いなざわこころクリニック」駐車場にて、旬の野菜や果物が並ぶ「イモゴリラ朝市」が開催されています。私たちの大豆グラノーラも販売中です。シュークリームやケーキもとても美味しいので、ぜひ足を運んでみてください!

産学福連携商品 つくる喜び、食べる幸せ『大豆グラノーラ』の紹介 へ続く~

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