稲沢市にある杏和高校と文教女子の高大連携授業の一環で、高校生たちが「おひるねアート」を通じて子どもたちと触れ合う催しが「文教おやこ園」にて開催され、中日新聞の取材を受けました。
おひるねアートとは、床に寝かせた子どもの周りに背景や小物を並べ、子どもを絵の一部のようにして真上から撮影するアートです。まるで絵本の1ページを切り取ったような愛らしい写真が完成することから、親子の記念写真としても人気を集めています。
杏和高校の2年生を対象としたこの授業は、幼児教育学科の岩間先生と赤塚先生の指導のもと、6月から企画が始まりました。高校生たちは、子どもたちが喜ぶようなデザインや色使いを考え、動物や海の生き物をテーマにした4つのおひるねアート作品を制作。牧場や海など、子どもたちが想像を膨らませるようなテーマを選び、さまざまな手触りの布や、触るとカシャカシャ音がするビニールを用いた工夫も盛り込まれました。
子どもたちは、布の手触りを楽しんだり、音の出る素材に興味津々。お母さんたちも、普段とは違う「おひるねアート」のセットの中で、わが子の可愛い瞬間をカメラに収める姿が印象的でした。笑顔あふれる子どもたちの姿に、参加した高校生も保育の楽しさを実感できる貴重な実習の場となりました。
10月10日(木)中日新聞 朝刊 尾張版
見出し・小見出し
寝転んでパシャリ「おひるねアート」
稲沢市で催し 杏和高生が企画、制作
文面に愛知文教女子短期大学内にある「文教おや子園」の記載あり。