食で人を笑顔に、人を幸せに
生活文化学科
食物栄養専攻

「食」は暮らしに欠かせない大切な要素。
おいしさは幸せを、栄養を考えた食事は
健康をもたらしてくれます。
幅広い知識と技術を学んで、安全で豊かな
食を届けられる人に。

トピックス

学びの特徴

食はもちろん運動まで
幅広い知識と技術で
健康な暮らしを支える
人に

1
食物アレルギーの子どもとその家族に向けて

20年繋いできた子どもたちの笑顔
「みんないっしょのクリスマス」

「食物アレルギー対応のフルコース」を、食物アレルギーの子どものいるご家族に楽しんでいただくイベント。パーティ-会場の飾り付けや当日のおもてなしまで、すべて学生主体で実施。文教女子ならではの食物アレルギーの学びを実践する場です。

2
食物アレルギーを理解しよう

食物アレルギー演習で
現場で求められる知識を習得

「食物アレルギー教育研究トレーニングルーム」を設置。文教女子独自の「食物アレルギー演習」において、実際に子どもにアレルギー症状が出た場合の対処方法など、実践的な知識を学ぶことができます。

3
身体を動かす楽しさを学ぼう

エアロビックダンスエクササイズで
健康と運動について学ぶ

文教女子では、「健康フィットネス演習」を通し、栄養と運動の両面から健康をサポートできる栄養士を育てています。体を動かすことの重要性と楽しさを学び、栄養士とインストラクターの資格の両方を取得することができます。

4
学内、学外で食育を実践

地域の子どもたちに
食育指導を実践

稲沢市と連携して、食育講座を開催。講座の内容は学生たちで考え、子どもたちにも分かりやすいよう、調理実習や寸劇・ゲーム方式などで食育指導を行います。栄養士の役割を実感でき、使命感が芽生える取り組みです。

5
活躍のフィールドが広がる

委託給食会社で活躍する卒業生が
業界を解説

委託給食会社に就職した卒業生が、業界の動向や、業務の内容、やりがいなどをやさしく解説する「卒業生による業界説明会」を実施。あらゆる職域をカバーする委託給食会社のメリットを聞くことができます。

6
キャリアアップをサポート

管理栄養士を目指す
卒業生をサポート

管理栄養士国家試験合格に向けて、対策講座を設けています。卒業生なら誰でも参加可能で、自分のペースに合わせた勉強を続ける応援をしています。仕事の休暇に合わせてオンラインでも対応しています。

文教女子ならではの
プログラム

1 食物アレルギーの子どもたちのために
実践的なアレルギー対応方法を学ぶ

文教女子では、「食物アレルギー演習」が必須科目。基礎知識を学ぶことはもちろん、代替食品を使った調理方法を学ぶなど、実際に現場で役立つスキルを身につけることを重視しています。また、授業の中で考えたレシピを、視覚的にも魅力あるものとして伝えるために動画などを活用。蓄積してきた大学の知見を、広く世の中に発信する取り組みを始めています。

食物アレルギー教育について
学んだ内容を社会に還元する

食物アレルギー対応は、除去食の調理や献立作成に栄養士の知識と技術が発揮されます。しかし、保育現場における給食提供の場面では保育士との連携が不可欠になります。文教女子では、学科の壁を越えて、それぞれの専門性を理解し、栄養士と保育士の職種間の連携に踏み込んだアレルギー教育を実践しています。

食物アレルギー教育研究トレーニングルームから発信しています。

2 成長が見えるから自信になる
文教女子オリジナル
「ひまわりプロジェクト」

栄養士としての総合的な実務力を育成するための「ひまわりプロジェクト」。栄養士に必要な5つの力を掲げ、それぞれ4段階で示してレベルアップを目指します。入学から卒業まで、半期ごとに自らチェックしながら、成長度を可視化。具体的な目的や目標を持って、学び続けることができる仕組みです。

自分のスキルを客観的に見ることでやるべきことが明確に
生活文化学科 食物栄養専攻 2年
小野 菜々美さん

今の実力が分かることで、何をすれば良いか、何が足りないか、課題が明確になりました。結果、栄養士として必要な、効率的な大量調理や調理技術が確実に身につきましたし、2年生では班のリーダーとして、グループメンバーのことを考えて行動、判断できるようになりました。

ピックアップ授業

給食管理実習
栄養士として給食の現場で適切な対応ができる力を養います。

献立作成から調理、提供、検証まで栄養士に求められる
実行力と幅広い知識を習得

授業内容について

PDCA(計画、実行、調査、改善)の力と実践的な知識・技術を高める

必要な給与栄養目標量を算出できても、肉・魚メインの2種類の献立作成は、とても苦労します。こうして考えた献立の中から、学生たちが話し合い、提供したい献立を選びます。選ばれたものを試作・検討を経て、提供という形に。社会に出てからも必要となるPDCA(計画、実行、調査、改善)の力が身につくことはもちろんですが、自分たちで考えた料理が実際に並んだ時の感激は、きっと言葉にならないと思います。

カリキュラム

専門・教職科目

社会生活・保健・医療・福祉・
介護の概要を学ぶ
  • 社会福祉
  • 公衆衛生学
  • 生活文化総合演習
  • 住生活論
  • 衣生活論
  • 卒業研究
人体の構造について
理解を深める
  • 医学一般
  • 解剖生理学
  • 解剖生理学実験
  • 生化学
  • 生化学実験
  • 病理学
栄養の意義と
食事療法を修得する
  • 栄養学Ⅰ・Ⅱ
  • 栄養学実習
  • 臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ
  • 臨床栄養学実習
食品と衛生に
ついて学ぶ
  • 食品学Ⅰ・Ⅱ
  • 食品学Ⅰ実験
  • 食品衛生学Ⅰ・Ⅱ
  • 食品衛生学実験
栄養指導の役割・
方法について学ぶ
  • 栄養指導論Ⅰ・Ⅱ
  • 栄養指導論実習Ⅰ・Ⅱ
  • 公衆栄養学
食育の推進、健康維持増進の担い手を目指す
  • 健康フィットネス演習Ⅰ・Ⅱ
  • ADI特別講義
  • 食物アレルギー演習
  • 食育実践演習
  • 保育学
〈栄養教論〉
  • 教職概論
  • 教育原理
  • 生徒指導論
  • 教育心理学
  • 学校栄養教育概論
  • 教職実践演習(栄養教論)
  • 栄養教育実習事前事後指導
  • 栄養教育実習
  • 教育関係法規・教育課程の意義及び編成の方法
  • 特別支援教育
  • 道徳及び特別活動の指導法
  • 教育の方法及び技術
給食業務に必要な知識·技術を身につける
  • 調理学
  • 調理学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
  • 調理学実験
  • 給食管理論Ⅰ・Ⅱ
  • 給食管理実習Ⅰ・Ⅱ
  • 製菓·製パン実習

基礎科目

社会人としての基礎・教養を身につける
  • 現代教養基礎
  • 日本国憲法
  • 地球と生命
  • 基礎数学
  • スポーツと健康Ⅰ・Ⅱ
  • 英語演習Ⅰ・Ⅱ
  • 英会話Ⅰ・Ⅱ
  • OA演習Ⅰ・Ⅱ
  • キャリアプラス

取得可能資格

● 栄養士

都道府県知事の許可を受けて、給食の運営や一般的な栄養指導を行うことができます。医療、福祉、学校などで健康増進、食事管理を行います。

● 栄養教諭二種免許

小・中学校に勤務し、肥満やアレルギーなどに対する個別指導や、学校給食の栄養・衛生管理に関わる業務に就くことができる資格です。

● 管理栄養士国家試験受験資格
(※実務経験3年以上)

栄養士免許取得後、3年以上の実務経験を経て受験資格が得られます。文教女子では、卒業生に向け、国家試験対策講座を無料で開講しています。

ステップアップ資格

検定試験を受けて取得できる資格
  • ● エアロビックダンスエクササイズ
    インストラクター(ADI)
  • ● エアロビックダンスエクササイズベーシック
    インストラクター(ADBI)
就職率
100%
栄養士としての
就職率91

だから手厚い指導で9割以上の学生が栄養士に!

栄養士として
就職した割合
(過去3年実績)
91%
実務経験のある教員陣が丁寧に指導

文教女子のアドバイザーは、学生に対して学びの習熟度や希望の進路を把握しながら、きめ細やかに指導します。また、栄養士として勤務経験のある実務家教員がその経験を授業や実習などの場面で伝えています。

学生の1日

仲間とともに確実に成長する2年間

卒業生インタビュー

保育所の
栄養士

子どもたちに楽しく分かりやすく
アレルギーのことを伝えています

たかばた保育園勤務
竹中 千佳さん(令和2年度卒業)

食べることと子どもが大好きなので、保育所の栄養士を選びました。園では献立作成や調理のほか、食育のための媒体づくりも任されており、3歳児に向けて年に2回発行しています。特にアレルギーについて、栄養士として知ってほしいことを中心に掲載。今は管理栄養士の資格取得も目指しています。

病院の
管理栄養士

先生たちの力強いサポートで、
夢を叶えることができました

朝日大学病院勤務
服部 菫さん(平成27年度卒業)

実習先の病院で栄養指導を担当してくれた方に憧れ、病院勤務を志望。就活中、くじけそうになった時も、先生は「初志貫徹を!」と背中を押してくれました。就職後、さらに上を目指して管理栄養士を取得。文教女子で助手として勤務後、現在の病院へ。仕事の幅が一段と広がり、責任感もより強くなりました。

委託給食会社の
栄養士

専門知識があるから
食べる楽しさを伝えられます

シダックスフードサービス株式会社
(静岡県立こども病院)勤務
藤原 麻郁さん(平成28年度卒業)

文教女子では、どんなにアレルギーがあっても、食材を工夫して使うことで、食べる楽しさを感じてもらえることを学びました。私の勤務する病院には、アレルギーを持った子どもがたくさんいます。限られたメニューに縛られるのではなく、使える食材でいかに普通食と同じ見た目と味にできるかを日々追求しています。