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【メディア掲載】毎日新聞「今週の本棚」で荒井和樹先生の本が紹介されました

11月15日付の毎日新聞(東京朝刊)読書面「今週の本棚」にて、荒井和樹先生の新刊『能力社会から共同体自治へ』(全国こども福祉センター)が紹介されました。

本書は、能力主義や競争が当たり前とされる現代社会の教育・福祉のあり方に疑問を投げかけながら、その中で生きづらさを抱えるこども・若者、障害者、そして路上生活者との関わりから生まれた実践「共同体自治」の理念と方法を丁寧に描いた一冊です。
荒井先生が代表を務める全国こども福祉センターでは、不登校や家庭の困難、貧困等によって夜の街をさまよう若者に寄り添い、単なる支援者と被支援者の関係を超えて「仲間として共に生きる」ことを大切にした活動が行われています。こうした取り組みは内閣総理大臣賞を受賞するなど高く評価されており、本書ではその経験と思想が体系的にまとめられています。

社会の中で「価値」とされるものが限られている現代において、一人ひとりの存在を尊重し、多様な人々が安心してつながれる場をどのようにつくっていくのか。本書は、その問いに真摯に向き合う読者にとって、大きな示唆を与えてくれるはずです。

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書名:『能力社会から共同体自治へ』
著者:荒井 和樹
出版社:せせらぎ出版
体裁:A5判・232頁
発売日:2025年10月10日
ISBN:978-4-88416-321-1
帯文:東京大学 斎藤幸平

毎日新聞 今週の本棚
『能力社会から共同体自治へ』=荒井和樹・著
(朝刊読書面)11月15日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20251115/ddm/015/070/005000c