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卒業研究 防災食はおまかせ

食物栄養専攻の卒業研究は、臨床分野、スポーツ栄養分野、商品開発・連携分野、食育分野に分かれています。有尾ゼミは食育を中心に研究をしています。食品ロス削減は食育に深く関連していて、ローリングストックすることで無理なく非常時の食事に備えることができます。

缶詰や乾物食材を活用して防災食を調理しました。ポリ袋にトマト缶、車麩、ミックスビーンズを入れて「トマト煮」。スパゲティ、カニ缶、お吸い物の素で「和風パスタ」。いずれも調理方法は、防災時に簡単にできるお湯でゆでるだけの湯煎。

 

  

高野豆腐を使わずに置いておいた納豆の調味液でポリ袋の中で漬け込み、片栗粉を加えて袋を振り、衣をつけます。少し多めの油で焼くと「唐揚げ風」に仕上がります。

  

トマト煮もしっかり味が染み込み、パスタもきれいに茹で上がりました。

ゼミ生は、試食をしながら他に活用できるような食材はないか意見交換します。

人は、非常時においても活動に必要な栄養素量を確保しなければなりません。栄養士は、そのような時に備蓄食材をフル活用し給食作りに従事します。

栄養の知識はもちろん、調理の知識と技術がしっかり身につく、調理実習の多いカリキュラムで、料理で健康と笑顔を栄養士になる準備をしています!