生活文化専攻1年生が、プロジェクト演習の授業でプラントベースの産学共同開発商品「ぱりまる」の新商品開発に取り組んでいます。
「ぱりまる」は、2010年10月から製造販売を開始した、おとうふ工房いしかわ・高浜市・授産所高浜安立・愛知文教女子短期大学の産・官・学&福祉施設が共同開発し、食物アレルギーで困っている子どもたちが笑顔になるような、誰が食べても美味しいお菓子です。
▶▶▶ ぱりまるとは
授産所の工賃倍増計画として、学生がパッケージをリニューアルして販売促進プロジェクトをしたり、冬季限定のチョコレートのぱりまるを販売したり、東日本大震災の時には被災地の幼稚園や保育園にぱりまるを届ける募金活動をしたりと、これまでもさまざまな取り組みを続けてきました。
そして、今年は「もっとたくさんの人に届けたい!」と、今年の1年生が新しい商品開発に向けて取り組んでいます。
プロジェクトは、ぱりまる工場の見学からスタート!
授産所がどのようなところかからの理解から始まりました。
8大アレルギー除去菓子「ぱりまる」の製造にあたり、コンタミネーション等に最大の注意を払うとともに、工場内の衛生管理に努めてきたぱりまる工場。愛知県下の福祉施設で唯一、食の安全に関する国際基準であるHACCP認定を受けています。
工場に入るときは、白衣を着て帽子をかぶって、手を洗い・・・と衛生管理を私たちもしっかり行いました。
実際に、ぱりまるを焼く工程も体験。作業しやすいようになっているけど、やってみると意外と難しい・・。
製造工程がわかったので、新商品の開発に向けて、試作をしました。
ジャムやようかん、チョコをはさんでみたりと試行錯誤しながら、開発会議のための試作品が完成。
ZOOM会議で、試作品について、授産所安立のスタッフの方と何度も検討を重ね、ポン菓子とチョコを混ぜたものをはさむことに決定。
福祉施設で作業できるように、まだまだ検討することはたくさんあります。
新商品の方向性が決まってきたので、ネーミングと、コンセプト、商品紹介のポスター作りに取り組みました。
他の授業で学んだ知識をフル動員! みんなで話し合いを重ね、試作の試食マーケティングまでたどり着きました!
7月2日に小牧市中央図書館で行われる『「食」クロス!』のイベントで
ブースを構え、ぱりまる新商品「ちょこまる」の試作試食アンケートを行います。
ぜひ遊びにきて、試食の感想を聞かせてください!