夏休み期間に、生ごみをなるべく発生させない調理方法を親子で学ぶ「親子でエコ料理教室」を稲沢市資源対策課と連携事業として開催しました。14組の稲沢市内在住の小学生とその保護者の方が参加してくださいました。そして、栄養教諭を目指す食物栄養専攻2年生の5名が講座をサポートしました。
「エコ料理」とは、まだ食べられる食品を捨てず、上手にアレンジして調理することで、いつもは余って捨ててしまうものもおいしく食べられ、食品ロスをなくす調理方法。
調理実習の前に生ゴミや食品ロス、フードマイレージなど、環境問題を学びました。
本日のメニューは、ナカキ食品に協賛いただき、夏野菜と残りおかずのカレー、こんにゃくナン、野菜とこんにゃくのタルタルサラダ、お楽しみデザート。こんにゃくは、余った時に使い道に困る食材ですが、今回はそんなこんにゃくを使ったメニューを3つも作ります。こどもたちは、調理くずをなるべく少なくできるように気をつけながら、一生懸命野菜を切り、親子で協力して調理をしました。
最後は、調理の際にはどうしても出てしまう調理くずを可燃ごみに出さず段ボールコンポスト(生ごみ堆肥化容器)に投入して、資源の循環についても考える機会とします。
学生たちにとっても、安心安全な調理実習の補助はもちろんのこと、エコについてのクイズや対決などもあり、食を通じてSDGsを学び、伝える機会になりました。
楽しく学んでおいしく食べて、最後はみんなで「ごちそうさま」!
稲沢市HPでも写真入りで講座の様子が公開されています。