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稲沢警察防犯キャンペーン学生ボランティア

稲沢警察署から依頼を受け、「年末の安全なまちづくり県民活動」の一環として、旅行や帰省などで長期の外出が増える年末年始を前に侵入犯(空き巣等)の被害防止のためのパトロール活動を稲沢警察署、稲沢市役所の方と行いました。

まず、警察の方から、空き巣被害の状況、防犯グッズ(防犯砂利、二重窓、窓の開閉を隠すグッズ)の話や、侵入犯は夕方の暗くなる頃が活発に動くことや、約5分以内で侵入をすること、人目がつきにくい家を狙っているという心理を学び、短大の周りのパトロールに出発しました。防犯対策している家かどうかを考えながら歩きます。稲沢市は今年、800件くらいの侵入盗や空き巣などが通報されており、通報されない事件もあわせるともっと多く発生していることが考えられ、去年と比べても増えているようです。

   

 

実際に、住宅やお米屋さんを訪問し、現状の防犯対策を確認したり、さらに防犯強化するためには何をしたらいいかを伝えたりもしました。

 

参加した学生たち自身も、積極的に警察の人とお話をして、防犯に対する新しい知識を得ることができ侵入犯に対する意識があがったようです。

<学生の事後レポートより>

 泥棒が苦手とするものです。泥棒は、「音」「光」「時間」を気にしていると教えていただきました。そのため、防犯砂利やセンサーライトなどが効果的とのことでした。それらは、手に入りにくいものではなく、ホームセンターに売っているようです。私は、手軽に防犯グッズが手に入るのだと驚くと同時に、私のように知らない人が多いのではないかと思いました。防犯パトロールをすることで、知らなかったことに気づくことができ、大変勉強になりました。

 パトロールをして、1軒ごとに家の構造が違うのだと知ることが出来ました。犯罪心理を警察署の人から聞いて、そのような視点でも少し見れるようになりました。今まで空き巣にあった事がなく安全だと思っていましたが、いつ起こるかも分からないので、怖いとも感じましたし、気をつけたいと思いました。パトロールしながら友達とも「家ではシャッターしてる?」といった話もすることができました。パトロールの重要性を知ることができま経験でとても良かったです。

  

ボランティアを通じて、警察の方と市民の距離が近いことから、日頃からコミュニケーションをとることで、信頼関係を築き、何かあった時に相談しやすかったり、助けを求めやかったり、お互い困ったときに助け合えるという利点があることに気がついた学生もいました。
幼児教育学科の学生からは、警察の方がアドバイスをするとき、いいところを伝えた後にもっとこうした方がいいなど伝えていたところなど、実習に活かしたいと話してくれました。地域のボランティアに参加して経験値をあげ、どんどん成長していきたいですね。

この様子は12/20(水)の中日新聞 朝刊(尾張版)に掲載されました。
見出し・小見出し
「詐欺や侵入盗 気を付けて」「稲沢署キャンペーン 高校生や大学生協力」