稲沢警察署から依頼を受け、「春の安全なまちづくり県民運動」の一環として、JR稲沢駅で自転車盗難被害防止を呼びかけるキャンペーンの活動を行いました。
学生7人と稲沢警察署員、稲沢市職員と一緒に、稲沢駅の利用者に啓発チラシと二重ロック用のワイヤ錠を配りました。
盗難の被害にあった自転車のうち、6割以上の自転車に鍵がかけられておらず、「大切な自転車を守るため、鍵かけの習慣をつけてほしい」と呼びかけました。また、自宅や駅に置いているときに盗まれたケースが多いようです。法律で義務づけられている「防犯登録」をすることで、盗まれたとしても見つかりやすくなり、鍵は2か所以上にかける「二重ロック」が有効だ教えていただきました。
地域社会に貢献するボランティア活動は、全学部全学科共通科目の「キャリアプラス」として、単位化されており、幅広い世代の人と交流し、「直接だれかの役に立っている」という実感を強く感じることができる、実践的な学びの場となっています。
参加した学生たち自身も、積極的に警察の人や市民の方とお話をして、防犯に対する新しい知識を得ることができ、自転車盗難に対する防犯意識があがったようです。
<学生の事後レポートより>
駅の改札口に立ち、積極的に声をかけて、自転車の二重ロックを呼びかけることができました。駅を利用する方々は、急足の方が多いので声を掛けるのが難しいのですが、声を掛ければ受け取ってくださる方が多いので、断られることに恐れず声をかけ続けました。「これは何ですか?」と聞かれた際には、「稲沢市で自転車の盗難が増えているので、二重ロックをお願いしているんですよ。お気をつけくださいね。」と丁寧に伝えることができました。
利用が多い際には思うように声掛けをしながらお渡しすることができず、もう少し声掛けを工夫することができたのではないかと感じました。 また前回参加した際よりも降りる方の利用者が多い時間帯であったため人数の多さに驚いてしまいお渡しする際に焦ってしまいました。 お渡しする際、貰って欲しいという気持ちが大きく、声のトーンは明るく意識しましたが、自分が笑顔でできていたかを改めて考えると意識できていませんでした。 笑顔で明るい雰囲気を作ることが課題だと感じました。
はじめてボランティアに参加しました。ボランティア活動は簡単そうにみえて簡単ではありませんでした。この大変さを経験してこれからにも生かしていこうと思いました。 感謝されたのがうれしかったです。
この様子は4/26(金)の中日新聞 朝刊(尾張版)に掲載されました。
見出し・小見出し
愛知文教女子短大生自転車盗の注意喚起
稲沢駅でワイヤ錠配布