幼児教育学科の「音楽表現指導法」の授業を紹介。
ある日のテーマは「子どものうた」と関連する製作。紙コップで作った太鼓や、画用紙でちょうちょうを表現し、子どもたちと一緒に楽しい音楽表現活動を行います。
音楽的表現の意義の中には、子どもの情操を養うばかりでなく、子どもが自発的に何かを作り出したり、表現したりすることへの意欲を促すことが大切です。子どもの年齢に合わせた選曲や、子どもに寄り添った導入など、音楽を通して学生は表現を学びスキルアップしていきます。
教室での授業では、学生が、保育士役と園児役に分かれ活動を行っていますが、愛知文教女子短期大学の学内には、未就園児の親子が無料で利用できる子育て支援施設「文教おやこ園」があるので、実際にさまざまな年齢の親子の前で音楽表現活動を披露でき、実践的に学ぶことができます。
今日は、文教おやこ園で、学んだ弾き歌いや音楽遊びを実践しました。
小さな子どもたちが音楽に合わせて体を動かしたり、親と一緒に歌ったりする姿は、音楽が人々をつなげ、喜びを与えていると実感できたようです。この経験を通じて、子どもたちがどのように感じたか、どのような部分を楽しんだかを知ることができ、今後の表現方法や活動の改善点を得ることができたようです。また一つ自信をつけ、保育士への夢が近づきました。