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美味技術学会シンポジウムで本学の食物アレルギー教育を紹介

世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2024」で行われた特別なイベントで食物栄養専攻の渡辺香織先生が講演を行いました。東京ビッグサイトで開催されたこの展示会には、多くの食品業界の専門家や企業が集まり、各報道機関もその様子をニュースで発信していました。

渡辺先生は、「栄養士・保育士養成になぜ食物アレルギー教育が必要か」というテーマで講演を行いました。

私たちの大学では、他大学に先駆けて幼児教育学科と生活文化学科のカリキュラムに食物アレルギーに関する独自の科目を取り入れています。この取り組みは非常に重要です。なぜなら、栄養士や保育士が子供たちの健康と安全を守るためには、食物アレルギーについての深い知識と対応力が必要だからです。
これまでに、この食物アレルギー教育を受けた多くの卒業生たちが、さまざまな分野でその知識と技術力を発揮しています。

このシンポジウムでは、他大学の教員から「カリキュラムに導入したいので相談に乗ってほしい」という嬉しい声も寄せられました。本学の取り組みが広く認められ、共感を得られたことは大きな励みとなります。これからも、私たち文教女子は食物アレルギー教育のリーダーとして進化し続けます。

生活文化学科の渡辺先生からのメッセージ

渡辺先生は、小児科のクリニックで栄養指導もしている管理栄養士。誰もが安心して、おいしく食べられ、健康になる食事を提供するためにはしっかりと専門知識を身につけることが大切。食品学や食物アレルギー研究のエキスパートである渡辺先生はそれを丁寧に教えてくれます。また、管理栄養士を目指す卒業生を対象とする「管理栄養士対策講座」も担当し、卒業後も合格までしっかりとサポートしています。