食物栄養専攻2年生の専門科目に「臨床栄養学実習」があります。基本の献立「常食」は、健康な人もおいしく食べられる栄養バランスの取れた食事。
その基本を少しずつアレンジして「エネルギーコントロール食」、「たんぱく質コントロール食」、「食塩コントロール食」、「脂質コントロール食」と応用した献立を展開していきます。食材を工夫（鶏もも肉をむね肉に変えるなど）したり、調理法を工夫（揚げ物を網焼きに変えるなど）したり、調味料を減塩やノンオイルのものに変えたり、学生たちも一生懸命考えた献立を提出します。

この中から、特に優れている献立を実際に作ってみます。そして写真撮影、試食をして問題点や工夫点を話し合います。

献立を病気別に、自在にたてられるようになれば、栄養士として1人前になれます。2年生になって、この実習を経験すると学生たちは「献立作成力」が飛躍的にアップします！
卒業まであと半年！「献立作成力」をはじめ、まだまだ栄養士実務力はアップできます。どんどん成長して行きましょう！