稲沢市資源対策課と連携して、生ごみをなるべく発生させない調理方法を学ぶ「親子でエコ料理教室」が行われました。稲沢市の市の組成調査によると、ごみの中で最も多いのは可燃ごみ、その中でも生ごみが40%以上を占めています。生ごみにはまだ食べられる食品がたくさん含まれており、日本全国では472万トンにもなると言われています。食べられる食品を捨ててしまうと、その処理に多額の税金が使われます。食品ロスを減らすために、食材は使い切る、食べ残さない等に気を付けることが大切です。
「親子でエコ料理教室」では、食物栄養専攻の2年生の学生がスタッフとして参加し、ごみに関する課題を小学生の子と一緒に学び、フードマイレージのクイズや食べられる部分をより多く取り出す対決などを行いました。
その後、参加者は班に分かれて調理を開始。楽しく料理と生ごみの減量にチャレンジですごみをできる限り少なくすることを心掛けながらの調理実習です。学生スタッフが、細かなところまで気を配り、楽しく調理ができるように声掛けをしてくれたおかげで、スムーズに調理を進めることができました。
本日のメニューは 夏野菜のたくさんパスタ・スパイスサラダ・とうふトマト白玉の3品。食物栄養専攻の山口先生の生ごみをなるべくださない調理法を使った栄養満点のオリジナルレシピです。おいしく出来上がった料理にみんな大満足でした。
稲沢市では、調理くずを可燃ごみとして出すのではなく堆肥化し、資源の循環について考える取り組みとして、段ボールをコンポスト容器として使用する「段ボールコンポスト」のスタートセットとして、コンポスト基材やマニュアルの無料配布を行っています。