文教女子の幼児教育学科では、卒業と同時に「保育士資格」と「幼稚園教諭免許」の2つのライセンスが取得できます。その2つの資格と免許の取得のために在学中に5回の学外実習を経験します。
この夏には、3部の2年生は保育園での2週間の実習を、1部の2年生は児童福祉施設等での2週間の実習を行っています。実際に子どもたちと関わりながら学ぶこの経験は、将来の保育者としての自信とスキルを身につける重要な機会になります。
文教女子では、実習に自信を持って望めるように、事前準備をしっかり行っています。保育現場経験のある教員から、実習で不安に思うことを具体的に学ぶことができるので、安心して実習に参加することができます。
実習日誌を書くことも、実習の大切な学びの一つ。
「書けるかな…」、「自信がない…」と不安に思う学生もいますが、事前にしっかりと書き方を学び、準備を整えます。この日誌を通じて、毎日の活動を振り返り、何がうまくいったのか、どこを改善すべきなのかを自分自身で考えることができます。
実習中に指導計画を立て、学生自身が保育者として部分的に責任を持って保育を行う「部分実習」を経験します。自ら指導計画を立て、どんな活動をするか、子どもたちにどんな気持ちを持ってほしいかを考えながら、試行錯誤を繰り返します。保育者の先生方からのアドバイスを受け、少しずつ成長していく過程は、学生にとって非常に大きな学びとなります。
うまくいったことも、失敗したことも、すべてが未来の保育者としての成長の一部です。
実習先に指導教員が、巡回指導に訪れると、元気な子どもたちと、熱心に実習に取り組む学生たちの姿に胸が打たれます。「こんな保育者になりたい!」という夢を描きながら、そして「こんなに頑張った」という自信を持って、学生たちは成長していきます。
将来、子どもたちの笑顔に囲まれながら活躍する保育者を目指す皆さん、実習での経験はあなたの大きな財産となります。実習を通じて、夢に一歩一歩近づいていきましょう!