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授業紹介 「デジタル映像演習」学外取材演習

生活文化専攻2年生の学生は、夏期休暇中に現場の取材撮影をおこないました。これは生活文化専攻2年の授業「デジタル映像演習」の一環で、学外に出向き、実際の現場の取材・撮影を行うもので、1年次で学んだマルチメディアの情報機器の扱い方を、実践応用・確認するための演習です。

今回は尾張旭にある工事現場の取材撮影に出向きました。授業を担当している砂田先生の株式会社「光建」と共同研究していることもあり、現場見学の学外演習をすることができました。

社長の正田様より簡単な説明があり、現場の撮影における注意点などを教えてもらってからヘルメットをつけて撮影に臨みました。例えばマンホールの写真の道路に描かれている白い文字は、地下にどんなものがどれくらいの長さ、深さで埋まっているのか示していたりします。

今回の現場は、大型のクレーン車からマンホールの中のメンテナンス用空間を作るための作業で、大型のクレーンを用いて、コンクリートの枠を地中に配置しつなげていくのですが、わずかなズレもないように精密に配置できるよう、クレーン車と現場の息の合った作業が圧巻でした。普段マンホールの中をのぞく機会がないので、内部にメンテナンス用の横穴空間があることも知ることができました。社会インフラという、普段あまり意識しない、生活には重要な設備の裏側を見学できたのは、とても貴重な体験で楽しんで撮影取材を行いました。

専務の正田様も、一般の人は「どうやってインフラが作られているか?」を全く知らないで何気なく電気や水道を使っていると思うので、その設備の大切さと、実際の設営している現場を紹介することで多くの人に建設のことを知ってもらい、不足している建設現場の若い働き手を増やしていきたいと仰っていました。

今回の写真は光建様より被写体に問題がないかの確認を受けてからブログへアップしています。これも情報リテラシー上、とても大事なことです。
今後は、砂田先生の共同研究をまとめるウェブ作成・発信をしていきますが、撮影・Web発信と、さまざまな授業学んだことがつながって、社会へつながっていくということが、2年生の授業の醍醐味で集大成になります。
砂田ゼミの共同研究についてはまた後日のブログで詳細を紹介します。乞うご期待!