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災害時にも活用できるパッククッキング

9月は防災月間。全国各地で防災対策に関する訓練や啓発活動が行われます。地域の防災訓練などで炊き出し指導をしている有尾先生が、愛知啓成高等学校2年のフードデザインの授業で、災害時に役立つ調理法として、限られた食材や調理器具でできる方法「パッククッキング」の調理実習行いました。

今回のメニューは、ポテトサラダ!驚くほど簡単に作ることができました。 スナック菓子と水、マヨネーズをポリ袋に入れてよく混ぜるだけで、あっという間にポテトサラダが完成することができます。さらに、きゅうりの輪切りや備蓄しているコーン缶を続けることで、栄養バランスも取れた一品になります。
授業中には、少し混ぜすぎてビニール袋に穴が開いてハプニングもありましたが、それも生徒たちにとっては良い学びになり、出来栄えは上々。災害時の食材の調達が困難になるため、普段から家庭での食品備蓄を心がけることを学ぶ機会となりました。

地震や台風、大雨による災害など、突発的な災害に備え、私たちや家族自身の安全を守るために重要な「防災リュック」。東京ビックサイトで行われた、「第98回東京インターナショナル ギフト・ショー秋2024」で、本学のこどものアレルギー・食育研究会で考案・開発した「みんないっしょのあんぜんリュック」が、会場内のイベントコーナー「備えプロジェクト」に展示されました。多くの出展社(2800社)がある中、あんぜんリュックが来場者の目に留まり感心を寄せられていました。海外の企業からも問い合わせがありました。
今回の展示は、クミカ工業株式会社様ご協力のもと実現。多くの皆様に「みんないっしょのあんぜんリュック」の重要性を知っていただき、災害時にもこどもたちの安心安全な環境づくりを目指して活動を続けていきます。