全国の短大の学生や教職員が集い、短大が抱える課題を考え、活性化を目指す「第9回短大フォーラム~創~」が9月10日~11日の2日間に渡り 京都光華女子大学短期大学部にて開催されました。本学からは、1年生2名・2年生2名・3年生1名・教員1名が参加しました。
「短大フォーラム」とは、①学生が元気になる ②授業が面白くなる ③高校生が憧れる という3つの課題について、全国から参加した短大の学生・教職員が大いに議論し様々なアイディアから対策を考え、その成果を各短大に持ち帰ることを目的としています。
今年度は、「『創』~危機なんやったら創ったらえぇんちゃう?~」をテーマに、18歳人口の減少等を背景に短大の危機が叫ばれる中、ならば自分たちで理想の短大を創ってみよう、ということで様々な角度から新しい短大を「創る」をテーマにしたグループワークを学生・教職員協働で行いました。各グループからは、短大アプリの開発やポイント制導入、企業や地域とのコラボレーションなど、様々な提案がありました。
グループワーク以外にも、講演会、分科会(①アイドルを創る ②授業を創る ③企業を創る)、懇親会、プレゼン大会など盛りだくさんの2日間でした。
細尾真生氏(株式会社細尾会長)による講演会では、危機に陥っていた京都の伝統産業西陣織の「復活劇」について語って頂き、これからの「短大を創る」ためのヒントをたくさん得ることが出来ました。
参加した学生からは、
「年齢だけでなく地域や学科も異なった方々と行い、視点や立場が様々だからこそ新鮮な意見をたくさん聞くことが出来ました。」
「同じグループにいた保育科の学生が子ども服の企業とのコラボだったら保育でも企業とのコラボができそうという意見を話していて、また一つ新しい視点を見つけることができました。この経験で得た視点や得た学びを学内にも伝えていくことで、もっと本学がいい短大になるようにしていきたいと思います。」
「短大フォーラムで改めて短大の良さをみんなで実感できたし、短大生同士の交流もできてすごく楽しかったです。この経験や視野をこれからの短大での生活や授業で活かしていきたいです。そして、いつか私たちが考えたアプリを実現できる機会がきて欲しいです。」
「細尾会長の講演会やアイドルの分科会、グループワークなど短大フォーラムを通して特に、行動に移すことの大切さを学びました。」
「自分の考えを共有することで,色々な可能性が広がったり、結果に繋がったりすることを学び、短大フォーラムのような人と関わる経験をたくさんして、自分をもっと成長させていきたいです。」
と、他校の学生や教職員、企業の方との交流を通じてたくさん成長することができました。
それぞれの学生が得た経験、そして短大フォーラムに参加された短大の皆さまとの繋がりをこれからも大切にし、この短大の魅力を発信していきたいです。