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子どもたちに食の大切さを教える栄養教諭免許を目指して

文教女子の食物栄養専攻では、栄養士だけでなく栄養教諭免許の取得を目指すことができます。
「栄養教諭」とは、学校の給食や食育指導を通して、子どもたちに健康的な食生活の大切さを教える仕事です。栄養士としての知識はもちろん、子どもたちにわかりやすく食の知識を伝えるスキルが必要になります。小学校や中学校で栄養に関する授業を行い、子どもたちがバランスの取れた食生活を身につけられるようサポートします。成長期の子どもたちには、食事が体に与える影響が大きいため、栄養教諭の役割はとても重要です。単に「おいしい給食」を提供するだけでなく、食材の選び方や食事のバランス、さらには食事が体や心にどんな影響を与えるかを教えることで、生涯にわたる健康の基礎を築くことができます。栄養教諭になるには、栄養教育実習が必要で、実際に学校で授業を行い、子どもたちに栄養について教える経験を積みます。いよいよ来週から栄養教育実習が始まります。


夏期休暇中にも短大に出校して指導案(授業計画)を考えたり、授業で使う教材や媒体を作成したりと、充実した準備期間を過ごしました。後期の授業が始まってからは、授業の合間を縫って空き教室で練習を繰り返し、万全の状態で実習に挑む準備を整えています。

実習では、バランスの取れた食事や、地元の農産物を使った食事を通じて、環境や地域経済への配慮を伝えたり、朝食の重要性や、食べ物をよく噛むことで消化を助けることなど、食べ方の習慣など、担当する年齢に合わせた食育指導を行います。

実習が無事終わるまで緊張が続きますが、ここまで積み上げてきた努力と準備が、必ず自信に繋がるはずです。授業で学んだ知識や経験を活かして、子どもたちに栄養の大切さをしっかり伝えてください。頑張って!応援しています!