「文教音楽祭2024」での幼児教育学科3部3年の学生のマーチング演奏の発表について紹介します。
幼児教育学科では、子どもの豊かな感性を育むため、セントラル愛知交響楽団の山本雅士先生から音楽表現の指導方法を学んでいます。 今回、3部3年の学生たちが実際に幼児保育の現場でも使用されているキーボード、鉄琴、小太鼓、大太鼓、タムタムなどの楽器を使って、マーチング演奏を披露しました。
楽器の中から、各自で楽器を選び、「ディズニーメドレー」や「スーパーマリオRPG」の曲に挑戦。初めて触る楽器もあり、毎回の授業はみんな真剣。リズムや音のバランスを細かく調整しながら、本番に向けて準備を進めました。
発表当日、多くの子どもたちや保護者、高校生たちが見守る中での演奏は、緊張感に包まれてましたが、学生たちの笑顔を絶やさず、全力のパフォーマンスを披露。音楽に包まれ、観客の皆さんにも大変喜んでいただけました。
学生たちからは、
「緊張しながらも、高校生や保護者前で演奏できたことが嬉しかったです」
「今日の練習でクラスのみんなと一体感を感じられ、素敵な思い出ができました」
「この経験は、卒業後の保育現場で役に立つと感じました」
と、達成感たっぷりの感想を聞くことができました。
マーチング演奏だけでなく、1部2年は合唱「風になる」や3部2年は手遊びを発表。それぞれのクラスが異なる音楽表現の取り組みを行い、子どもたちに楽しんでもらえるプログラムを展開しました。
音楽表現指導法の授業で学んだ、楽器を使った子どもたちへの表現活動の方法や、感性を引き出すアプローチなど実践を通じて身につけたスキルは、今後の実習や卒業後の保育の現場子どもたちの笑顔と成長をサポートすることができると思います。