生活文化専攻の1年生が、冬の一大イベントである「みんないっしょのクリスマス」のポスター、ランチョンマット、そしてポストカードの制作にとりくみました。
フリー素材は一切使用せず、プロのデザイナーが使用するAdobe Illustratorを使って、1からオリジナルのデザインを制作するという課題に、ツリーやサンタクロース、雪の表現なども、○や△などの基本的な図形やパスを駆使して表現します。デジタルなツールを使いこなしながらも、手作りの温かみが感じられる作品が多数完成しました。

すべての作品が完成した後、クラス内での検討会を実施し、優れたデザインを5つ選出します。

ランチョンマットのデザインは、実際にお皿が乗ることを想定して制作。大人用と子ども用でデザインを工夫し、ひと目でどちらが使用するものかが分かるようにしました。カラフルなイラストやシンプルなモチーフで食事のシーンがより楽しいものになることを目指します。

優秀作品は、食物栄養専攻の2年生や先生方による投票を経て、最終的なデザインが決定。文字の配置や大きさなど、ブラッシュアップしてデザインを完成させていきます。

ポストカードは、クリスマスツリーにオーナメントのように飾りつけ、参加者へのプレゼントとして配られるため、学生たちは、「自分だったらどんなデザインが嬉しいか？」などを想像し、カラフルで楽しいデザインがたくさんできあがりました。

「みんないっしょのクリスマス」デザイン制作を通して、学生たちはデザインのスキルを磨くとともに、作品に込める思いやりの心を学びました。プロのツールを使ったことで、実践的なスキルも身につき、充実した演習となりました。

今後は、当日のイベントで配布するリーフレットやメニューのスライドなどの作成にも取り組んでいきます。
学生たちの作った作品が、多くの人に笑顔を届けられることを心から願っています！

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