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韓国で開催された国際学会(EPAM2024)で研究発表

食物栄養専攻の先生方の食物アレルギーの研究について紹介。

韓国のソウル市立大学で開催されたEPAM2024(The 14th International Conference onEnvironmental and Public Health Issues in Asian Mega-cities)において、鋤柄先生、山口先生、高見澤先生が、給食現場でのアレルゲンの効率的な除去方法(簡単に言うと、清掃の方法)についての研究について、口頭発表とポスター発表を行いました。

山口先生と高見澤先生による「Electrolyzed water treatment is effective to remove egg white allergen」(電解水による卵白アレルゲンの除去)

鋤柄先生による「Strongly acidic hypochlorous acid water reduces egg white albumin amount」(強酸性次亜塩素酸水は卵白アレルゲン量を減少させる)

都市環境と公衆衛生の持続可能性に関する最新の科学の知識、戦略的アプローチ、革新について議論が行われた学会に参加した先生方からのコメント

アジアの国の中でも、特に食物アレルギーの問題に深く取り組んでいるのは日本であるという印象を受けました。
学会では、安全な給食の提供を食品アレルギーの視点から研究した内容が注目を集め、多くの参加者から「日本ではどのようなアレルギーが多いのか?」「電解水はどのように調達されている」など、たくさんの質問をうけました。特に文教女子の研究が、韓国だけでなく、中国やインドの研究者にも関心を持たれ、有意義な学会発表でした。