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英語で広がる保育の世界

グローバル化が進む現代社会において、英語は国際的なコミュニケーションのツールとして不可欠となりつつあります。保育士としても、多様な文化背景を持つ子どもや保護者と接する際、英語でのコミュニケーションスキルが重要です。図書館と連携して楽しみながら保育英語を学ぶユニークな授業を紹介します。

授業で活用される図書館が手作りした「英語かるた」を使った授業は、保育に関連する単語を楽しく覚えられる工夫が満載です。たとえば、おむつ(diaper)やよだれかけ(bib)など、乳幼児に関わる単語をゲーム感覚で覚えられるので、実践的な語彙力を身につけることができます。

このかるたは、チャレンジ資格試験「幼保英語検定」にも役立つ単語を中心に作られており、楽しみながら自然と保育に関する英語力を強化し、検定対策ができるのがポイント。図書館では、かるたの貸出も行っているので、授業以外の時間にも友達と一緒にチャレンジすることができます。

図書館では、英語の授業を担当する山﨑先生といっしょに「英語の絵本を読もう!」という企画も実施しています。

まずは、「英語かるた」でウォーミングアップ。

そして、英語の授業を担当する山﨑先生による英語での絵本の読み聞かせ。
今回は、日本でもおなじみの絵本『きんぎょがにげた』の英語版『The Goldfish Got Away』です。

絵本のストーリーに沿って「Where to this time?」と金魚を探すアクティビティがあったり、日常的に使える表現をつかった英語でのやり取りをして、最後には、小さな金魚が絵本に戻って、めでたくお話はおしまい。

読み語りの後は、「Where」を使った手遊びなどをしたりと、英語に苦手意識がある学生も楽しく英語を楽しんでいました。

日本では、入管法の改正や留学生の増加に伴い、外国籍の園児が増加しています。保育士が日本語以外の言語や文化に触れ、理解を深めることで、より多様な背景を持つ子どもや保護者に寄り添えるようになります。楽しみながら学ぶ英語の取り組みは、保育士としてのスキルを広げる第一歩。楽しみながら学ぶ姿勢を大切にし、これからの保育現場で役立つコミュニケーション能力を身につけていきましょう。

次回の「えいごde絵本」は12月16日(月)昼休みに開催されます。事前予約をした方には特典もありますので、ぜひ参加してみてください!