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授業紹介 おやこ園で「子ども家庭支援論」

「保育士養成課程」の中で行われている授業「子ども家庭支援論」について紹介します。
「子ども家庭支援論」の授業は、家庭や地域との関係的な視点から家庭支援の意義や役割に対する理解を深める授業で、学内にある子育て支援施設のおやこ園の親子のコラボ授業で行われました。

まず、みんながリラックスして参加できる環境を作るために「おねえさんとあそぼう」からはじまりました。文教おや子園オリジナルの「カンガルンバ」や「からだ☆ダンダン」を一緒に踊ります。

リラックスできたところで、相談援助の一部分となるインタビューを文教おやこ園を利用している保護者の方に行います。

おやこ園をご利用されている保護者の方に
・お名前(Aさん、Bさん・・・の匿名でお答えください)
・年齢(学生がビックリしない範囲内で、ざっくりで構いません)
・家族構成(お答えできる範囲内で構いません)
をお聞きした後、子育てについて聞きたい内容をインタビューしました。

学生それぞれが事前に考えた質問項目は
・お子さんの名前の由来は?
・困った時の相談相手は?
・子育てを助けてくれる人はいますか?
・子育てをして一番楽しかったことは?
・保育者に望むことは?
などなど
一人当たりのインタビュー時間は6分。全ての質問をすることはできなかったようです。

一人がインタビューをしている間、グループの他メンバーは保護者の方のお子さんの相手をします。

最後に保護者の方からエールを頂き、おやこ園での実践は終了。インタビュー後は、和室に移動して、グループワークを行います。


グループメンバーのインタビューの様子をお互いにコメントし合い、自分の振り返りをしてシートの完成です。
・あいづちや目を見て話すなど、会話が大切なことを実感した
・就職したら、保護者の方を寄り添いながら支えていきたいと思った
・質問の仕方や話の聞き方など、相手が安心して話ができるように意識していきたい
などの感想がありました。

実践を通じて子どもの保育や保護者に対する相談業務を学ぶことで、講義で学んだ内容の理解がより深まったようです。

文教女子には、学内に子育て支援施設「文教おやこ園」があり、授業内外で親子に触れ合うことができます。いつでも子どもの楽しい声がきこえる学内で、幼児教育の学びを実践的に学ぶことができます。オープンキャンパスや高校の出張講座でもおやこ園の子どもたちと触れ合うことができます。