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こども食物アレルギー実務検定に挑戦

食物栄養1年生の学生が、『こども食物アレルギー実務検定(日本医療福祉実務教育協会)』にチャレンジしました。

子どもの食物アレルギーは年々増加しており、社会問題となっています。園児の約5%に食物アレルギーがあると言われています。保育所では誤配・誤食による事故が後を絶たず、食物アレルギーの正しい知識を持った人材や、職種間連携が強く求められています。

こども食物アレルギー実務検定では、子どもの食物アレルギーに関する基本的な知識と対応の理解を目的とし、
・食物アレルギーの基礎知識(原因・症状・治療方法など)
・アレルギーに対する安全管理と危機管理(誤食を防ぐ対策や緊急対応)
・食物アレルギーの給食対応(除去食や代替食の工夫)
・職種間連携の重要性(栄養士・保育士・医療関係者の連携)
・給食提供以外での注意事項(おやつやイベント時の食事管理)
・食育の考え方(子どもたちに食の大切さを伝える)
の領域から出題され、70%以上が合格ラインです。しっかり勉強すれば、1年生でも合格を目指せます。

保育の場で役立つ食物アレルギー対応―職種間連携から考える

食物アレルギーがある子どもたちが安心して食事ができるようにことは、栄養士にとって重要な役割の一つです。病院・保育施設・企業で活躍する栄養士を目指す学生にとって、とても大切な学びです。栄養の知識​​だけでなく、安全管理やチームワークの力も身に添えて未来の現場で活躍できる栄養士を目指しています。

本学では、食物アレルギーの子どもを守る人を育てる学びを大切にしており、全学科、専攻で『こども食物アレルギー実務課程』を取得することができます。
日本医療福祉実務教育協会