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学生ボランティアで地域を元気に

ボランティア活動は、自分が成長できる良いチャンス。今年度もたくさんの学生がさまざまなボラティア活動に参加しました。地域社会に貢献するボランティア活動は、全学部全学科共通科目のキャリアプラスとして、幅広い世代の人と交流し、「直接だれかの役に立っている」という実感を強く感じることができる、実践的な学びの場となっています。

サンドフェスタ 学生スタッフ
「稲沢サンドフェスタ」は、木曽川特有の河岸砂丘「祖父江砂丘」で、大型砂像が展示され、河岸砂丘の川砂を使った迫力のあるサンドアートを見ることができる稲沢ならではのイベント。稲沢市都市整備課から依頼を受け、来場者への砂像作品に関する案内や、写真撮影の協力、アンケート調査の協力依頼の声掛け、ちびっこ建設機械体験などの受付など、イベントボランティアのスタッフとして、他のボランティア団体の方々と一緒に活動をしました。積極的に来場者とのコミュニケーションをとり、親切丁寧に対応していただきました。

<学生の事後レポートより>
午前中は周りのスタッフさんの動きを見てどんなことをしているのか確認しながら、スタッフさんの行き届かない場面で率先して動くようにしました。午後は活動が円滑に回るようスタッフさんと仕事を分担し工夫しました。ヘルメットを1人で付けれないような小さな子にはお声がけしてお手伝いたり、できそうな子には「できるかな?できたらかっこいいな!」と声をかけ自力で着けるよう促すことができました。暑い中並んでくれているのでグズってしまう子もいたんですが、最後はそんな子も笑顔でシャベルカーに乗れるように、私たちがサポートしようねとスタッフさんに言われとても勉強になりました。膝を床に着けて子どもの目線で話すと笑顔になってお話してくれることが多かったので、今後の実習でも心がけていきたいなと思いました。

稲沢市立中央図書館・祖父江の森図書館 お楽しみ会 学生スタッフ
幼児教育学科の学生たちが稲沢市立中央図書館と祖父江の森図書館で読み聞かせボランティアを行いました。毎年、稲沢中央図書館、祖父江の森図書館から依頼があり、幼児から小学校低学年の子どもと保護者対象に、子どもたちが楽しめる遊びや絵本の読み聞かせなどのお楽しみ会に取り組んでいます。初めてのボランティア活動に参加した学生は先輩から、アドバイスを受け、わかりやすい声のトーンや速さを心がけたり、こどもたちに質問を交えながら活動の合間を工夫したりと、準備を整えました。

当日は、幼児から小学生、そのご家族まで、たくさんの方々が参加してくれました。手遊びや紙芝居、絵本やペープサートを取り入れた楽しい企画で、学生たちにとっても貴重な学びの機会となりました。何より、子どもたちが笑顔で絵本に親しんでいる姿を見ることができ、学生たちにとっても最高の時間を過ごすことができました。「楽しかった!」と言ってくれる子どもたちと素敵な時間を共有できたことが、一番の幸せです。図書館の職員の方からも「学生が読み聞かせに慣れている様子が伝わり、素晴らしいお楽しみ会になりました」とお褒めの言葉をいただきました。

<学生の事後レポートより>
こどもたちの反応を拾いながら、読み聞かせや手遊びなどいっしょに楽しむことができました。始まる前に、図書館にいる方へ呼びかけを行ったり、始まってからも手が空いているときに、入り口の近くにいる人に声かけや呼びこみを行うことで、途中からもたくさんの人に参加してもらえました。時間を見て、手遊びを増やしたり臨機応変な対応もできてよかったです。子どもたちも親もニコニコになって楽しんでくれたことがうれしかったです。

去年も参加しましたが、実習や授業なども通して、去年よりも自分の読み聞かせの技術が上がったかなと思いました。楽しませようと思うだけでなく、自分自身も楽しむことが大切だと改めて思いました。また、時間やその場の環境や状況に応じて臨機応変に対応することも大切だと思いました。楽しかったので、また機会があれば参加したいなと思いました。

今まで、授業やオープンキャンパスで学外の方と関わる機会がありましたが、今回は年齢層も広くターゲットも分からないので、とても緊張をしました。先輩たちと一緒での活動ということもあり、イベントが始まると、緊張も解け、今まで培ってきたものを発揮することができました。初めて会う先輩や同級生とのボランティア活動だったので、ボランティア仲間とのコミュニケーションの取り方や、参加者の子ども達は30分ほど経った時から集中力が切れ始めることを体感したりと、ボランティア活動を通じて様々なことを学ぶことができました。