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稲沢警察防犯キャンペーン学生ボランティア

稲沢警察署からの依頼を受け、アピタ稲沢店で行われた防犯ボランティア活動に参加し、稲沢警察署員、稲沢市職員と一緒に地域住民の皆様に防犯意識を呼びかけました。

今回は、特殊詐欺防止、自転車盗難防止、空き巣・侵入盗防止の3つの防犯啓発について行います。まずは、しっかり説明を受けます。

今回さんかした学生たちは、みんな1年生。はじめての活動に、最初は緊張と戸惑いが見られた学生たちでしたが、ペアで協力しながら、徐々に自分の言葉で住民に説明できるようになっていきました。明るく元気な声が響き、住民の方々からも笑顔で応えていただく場面が多く見られました。

特殊詐欺防止
固定電話をお持ちのご家庭を対象に、オレオレ詐欺や還付金詐欺、クレジットカード詐欺など、海外からの国際電話を利用した詐欺への注意喚起を行いました。国際電話の通信制限手続きを案内するチラシを配布し、トイレットペーパーとともに啓発グッズもお渡ししました。

自転車盗難防止
近年、自転車盗の被害が増加しており、令和6年3月末時点で認知件数は2,441件にも及んでいます。はツーロック(二重ロック)の重要性を説明し、自転車用のチェーンロックを配布しました。

空き巣・侵入盗防止
住宅の窓に補助錠をつける「窓のツーロック」の啓発として、防犯グッズを配布。留守中でも安心できる住まいづくりの一助となるよう呼びかけました。

学生の説明に熱心に耳を傾けてくださる方や、感謝の言葉をかけてくださる方もおり、学生たちにとって大きな励みとなったようです。

私たちの生活に欠かせない車や自転車、そして安心できる住まいを守るためには、一人ひとりの意識が重要です。今回の活動を通じて、学生たちは地域社会とのつながりや、実践を通した学びの大切さを感じることができました。

<稲沢警察の事後報告書より>
学生の皆様は、何を求められているかをそれぞれ真剣に考え理解していただきました。何をどのように訴えるかを工夫し、気さくに笑顔で、住民に話しかけ、相手の反応を見ながら決して押しつけにならないよう気配りもされていました。また、世代の大きく異なる方へも積極的に声掛けをしていただき、その堂々とした活動姿勢に、逞しさを感じました。そのような学生様の姿に、私たち警察が勇気づけられた思いです。学生様の真剣な取組みにより、住民に対する素晴らしい注意喚起を実現することができました。

<参加した学生の事後レポートより>
最初はなかなかなれず、声を出せずにいたのが、少しすると声がだんだん出せるようになりました。優しく話を聞いてくれるお年寄りの方や手を振ってくれる子どもたちがいたので、なんとか案内をすることが出来ました。全部配ることはできませんでしたが、話を聞いて、貰ってくれた人の安全が守られると思うと、今回のボランティア活動に参加してよかったです。
詐欺というものに、今まで出会わなかっただけで、もしかしたらいつか自分のところに来るかもしれないのだと、改めて考えました。詐欺といえば一番最初に思いつくのがオレオレ詐欺で、その他はしっかりと認識出来ていなかったようにも感じます。空き巣や泥棒などにも今まで会わなかっただけで、いつ自分の家に来るかも分からないものに対処するのはとても大切だと思いました。
今回の活動を通して、被害や犯罪に巻き込まれないためには、普段から自分自身で対策・予防することが大切なのだと改めて感じました。
色々な人とのコミュニケーションを通じてこのような活動に参加することの楽しさや達成感を感じることができました。これからも、ぜひ様々なボランティア活動に積極的に参加していきたいです。