幼児教育学科1年生、1部・3部合同の授業である基礎ゼミナールで、「実習向け自己紹介発表会」を行いました。
附属幼稚園での初めての実習を前に、子どもたちの前で自己紹介をする場面を想定し、自分の言葉で楽しく自己紹介できるように準備・練習することがねらいの授業です。
発表時間は一人4〜5分。ゼミの時間と自宅での作業を活かしながら、一人ひとりがスケッチブックを使ってオリジナルの自己紹介を作成しました。
ペープサートの知識を応用したり、歌や手遊びを取り入れたり、登場人物を飛び出させたりするなどの工夫が随所に見られる力作ぞろいの発表が続きました。なかには、自分の名前を覚えてもらいやすいように言葉のリズムや繰り返しを工夫したり、ひらがなを自然に覚えてもらえるような表現を取り入れたりと、“子ども目線”と“保育者としての視点”がしっかりと盛り込まれた内容もたくさんありました。
発表では、発表者が“実習生・保育者”として、聞き手が“子ども役”になり、笑いあり・驚きありの和やかな雰囲気の中で進行。発表後には、先生方からの講評に加え、学生同士による「素敵だった発表」への投票と、交流の時間もありました。
入学してからあまり話す機会のなかった他クラスの学生同士も、「すごーい!」「どうやって動いているの?」「そのアイデア真似してみたい!」と、発表をきっかけに自然と会話が広がる場面がたくさん見られました。
初めての実習に向けての緊張と期待が入り混じる中、「子どもたちの前で話すこと」への緊張が少しずつ楽しみに変わっていく、そんな時間になりました。
実習に向けて、また一歩前進ですね!少しづつ自信をつけることで実習への気持ちも高めていきましょう!