今年も幼児教育学科では、保育実習に向けて学びを深める「ステップアップ講座」を開講しました。それぞれの分野の先生方から、授業だけでは分かりきれなかった内容を理解したり、学びを深めたり、実習前の不安を解消したり、丁寧な指導を受けることができ、学生にとってとても有意義な時間となりました。
【1限目】
五十嵐先生:日誌の書き方
実習で欠かせない「日誌」の書き方を学び直す時間。自分のやり方に自信が持てなかった学生にとっても、正しいポイントを確認できる良い機会となりました。
鈴木先生:保育実技(パペット劇)
パペットを使った人形劇の練習では、役割分担をして声を変えたり動きを付けたりと工夫を凝らしながら発表まで行いました。先輩・後輩関係なくチームで協力し合う姿が印象的でした。
【2限目】
玉田先生:ピアノ指導
ピアノ初心者を中心に、基礎から丁寧に指導が行われました。学生一人ひとりのレベルに合わせたサポートは本学ならでは。実習に向けての自信につながりました。
大竹先生:指導案作成
子どもたちの様子や保育士の視点をどのように記録するかを、具体的に分かりやすく学びました。実習でそのまま活かせる力を身につけられる講座となりました。
赤塚先生:部分実習対策講座
前半は「おやこ園」の夏祭りを見学し、0~2歳児の子どもの姿や乳児向けに工夫された遊び環境を体験しました。学生からは「環境の工夫に感動した」との声が多く聞かれました。
後半は、今月の保育実習に向けて各自が考えている部分実習案を発表し、一人ずつに先生からアドバイスをいただきました。さらに、公務員経験や子育て経験をもつ卒業生からも貴重なアドバイスを受けることができ、学生たちからは歓声が上がるほど喜びの声があがりました。
【3限目】
3限目は先生も一緒に参加し、みんなでキンボールを楽しみました。3年生にとっては久しぶりの運動ということもあり、体を思いきり動かしながら、とても楽しそうな表情を見せてくれました。今回が初めて参加する1年生に、2年生・3年生がルールやコツを丁寧に説明してくれたりと、自然と先輩・後輩の交流も生まれていました。
体を動かす時間は笑顔があふれ、学年を越えたつながりを感じられる貴重なひとときですね。
これからの実習や将来の現場で、今日の経験を存分に活かしていってほしいと思います。