9月28日(日)食物栄養専攻2年生が「令和7年度 稲沢市総合防災訓練」に参加しました。稲沢市では毎年、市民の防災意識を高めるため、大規模な防災訓練を実施しており、多くの市民の方が参加し「自助・共助」への理解を深めています。
学生たちは、「避難解除・一時帰宅を想定した災害食」 を担当。ハイゼックス(高密度ポリエチレン)の袋を利用した炊飯方法を紹介し、実際にご飯を炊いて参加者の皆さまに試食していただきました。
試食された方からは、「思ったよりおいしい!」「非常時でも安心して食べられることが分かった」といった感想をいただき、災害時の食の大切さを体感していただくことができました。
また、当日は稲沢市の防災士の方々をはじめ、防災活動に取り組まれている皆さまからも多くのアドバイスをいただき、学生にとっても学びの多い時間となりました。
栄養士を目指す学生にとって、災害時の食事提供や栄養管理は大切な学びのひとつです。今回の経験を通して、非常時における「食」の重要性を再確認するとともに、地域社会で栄養士として果たす役割について考える貴重な機会となりました。