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美術館周辺 観光・飲食店マップ完成!

稲沢市出身でパリを中心に活躍した画家・荻須高徳の作品を鑑賞できる、緑豊かな公園の中にある荻須記念美術館。
美術館内に飲食店がなく、アートを見た後に稲沢の街も楽しめる観光マップを作って欲しいと美術館から依頼を受け、
生活文化専攻の卒業研究でマップづくりに取り組みました。

インターネット上のマップで店を探し、1軒ずつ取材を依頼。店主らと何度も連絡を取りながら、紹介文を仕上げていきました。
マップのデザインのテーマは、高齢の来館者が多いことや、近年のレトロブームを踏まえて「大正ロマン」に決定。マップに添えるイラストも学生が手描きし、
A3判両面刷りの4つ折り仕上げのマップが完成。
美術館周辺のカフェやレストラン、手土産を買える和菓子店など15店舗を地図付きで紹介。迷わずお店まで行けるように地図を表示できるQRコードや、テイクアウトOKのマークを付けたりと工夫をした。

飲食店マップとは他に、A4判仕様で、美術館でアートを楽しんだ後、緑豊かで文化財が多い稲沢の観光地を紹介したマップも作成。

マップについての詳細は、生活文化専攻学生が運営している生活情報ポータルサイト「LIFE+」で紹介しています。
チェックしてくださいね ♪

コロナ禍で店舗への取材等もなかなか思うようにできず、お店の最終チェックが送れてしまい、ようやく地域MAPが完成。各店舗への配布を行ったり、中日新聞の取材受けたり、
卒業してからも、短大に駆けつけ、マップ作成の苦労したお話や、工夫したところなどを記者の方に丁寧に説明していました。

短大を卒業して社会人となり2ヶ月が経った今、
お店への電話対応をした卒業生から、マップ作成の取材での中で苦労したお店の方々とのやりとりなどで培った対応能力が現在の仕事でも活かされていると、誇らしげに話してくれました。

イラストを手がけた卒業生からは、絵を描きデザインとしてまとめる力は、データをただ文字で掲載するだけではなく、一味違った表現となり、MAPを受け取った人に好評であることから、自分自身の自信につながっている。今後、学んだ力を、今の仕事へ応用もしていけたらと話してくれました。

マップは荻須記念美術館 館内などで配布。中日新聞の取材は、5月30日中日新聞 朝刊(尾張版)に掲載。