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教員・教育関係者向け 夏期公開講座2023

今年も夏休みに教員・教育関係者向け 夏期公開講座2023が学内で行われました。
本学教員の専門性を活かし、幼児教育、生活文化の分野から、高校での授業や教育活動に取り入れていただける講座と文教女子の食育を体感していただきました。

【講座①】 折れない心をつくるには ‐教育心理学の視点から心の教育を考える‐
教育心理学を担当している朴賢晶先生から、養育スタイルと非認知能力との関係、レジリエンスやアサーティブなど、心理学者の視点から折れない人になることについて学びました。
学習性無力感のメカニズムの認識など、生徒のやる気スイッチを押す声掛けや指導についての具体的は、すぐにでも生徒指導に使える内容でした。

学食のランチ体験をしながら、食育を学びとして可視化する方法について有尾正子先生から分かりやすく説明。
魚や野菜を食べやすい環境を作ることや、産学共同開発商品「ぱりまる」と「ことちゃんのアイス」の試食をしながら商品開発の話まで、食にかかわるお話をたくさん学びました。

【講座②】食物アレルギー最新情報 ‐特定原材料の追加品目と増加する果物アレルギー‐
お昼からは、小児科のクリニックでも栄養指導をしている、渡辺先生から、加工食品における特定原材料の表示義務品目に「くるみ」が追加された事例から、なぜアレルギー疾患が多くみられるようになったかの背景を学びました。

【講座③】メディア情報リテラシー教育 ‐チャットGPTとコピペチェックツール‐
講座の最後は、砂田先生から、生成型AIであるchatGPTと従来のキーワード型検索の使い分けと、コピペチェックツールの体験を行いました。実際にchatGPTを体験したり、画像ソフトの新しい加工を体験する授業を通じて、新しいツールを使いこなし、情報を自分で判断する知識を身につけさせる必要性について考えました。

講座の合間に卒業生の様子や今どきの教育について情報交換も行うことができました。

愛知文教女子短期大学では、課題研究、探求授業など、学びのタネを咲かせる出前授業も行っております。
一緒に学び、好奇心のタネを育みましょう。

学びのタネをご一緒に