江南市制70周年を記念した、オリジナルウエアが完成し、江南市長にデザイン制作の報告に行ってきました。
市職員が着用するポロシャツと、広く市民の方などに着用していただけるTシャツのデザイン制作協力に対して、江南市から感謝状をいただきました。

昨年、１２月ごろから、生活文化専攻のCG演習の授業で、デザイナーも使っている、Photoshopやillustratorのソフトを使ってデザイン制作に取り組んできました。
アイデアが詰まったたくさんのデザインの中から、江南市職員の方に投票していただきデザインが決定しました。

Tシャツデザイン最終候補

ポロシャツデザイン最終候補

　　
市職員が投票している様子

江南市の良さがアピールでき、70周年の年だけでなく、これからもずっと着用できるデザインとして、最終デザインが決まったところから、市役所職員の方や印刷会社、販売をお願いする会社の方と、もっとかっこいいデザインになるように何度も検討を繰り返し、とても素敵なデザインにブラッシュアップすることができました。

　　
最終デザインのブラッシュアップしている様子

3月27日、デザインした生活文化専攻２年生の学生たちと、江南市長にデザイン制作の報告のため、江南市役所に訪れると、市役所の職員の方が、色とりどりのオリジナルポロシャツを着てお出迎えしていただき、緊張していた学生たちでしたが、自分たちのデザインしたものが実際に形になり、笑みがこぼれていました。

市長公室で、市長にデザインコンセプトや苦労したこと、江南市の印象などを報告し、感謝状をいただきました。　
デザイン報告の様子

　　
感謝状贈呈の様子

【ポロシャツのデザインを制作した学生のコメント】
ポロシャツは木曽川の流れと藤の花をデザインしました。周りの円形は、藤の花のつるをイメージしており、藤の花と江南市の近くを流れる木曽川を描きました。また、江南市のマスコットキャラクターである藤花ちゃんを円形に配置し、輪（和）が広がっていくのをイメージしました。全体的にバランス良く見えるように綺麗に配置する事がとても大変で、試行錯誤しながら作成しました。藤の花は、笑顔あふれるハートフルな街をイメージしてハートの形にしたところが特徴です。可愛いらしいデザインにするとともに、藤の花だと分かってもらえるようにすることが何より大変でした。
江南市については全く知らなかったのですが、「こうなん藤まつり」やフラワーパークなど華やかでたくさんの魅力がある町だという印象を持っています。私は、幼かった頃に何度か曾祖母に会うために江南市に来たことがありました。母から曼陀羅寺の藤の花が有名という事を聞いていたので私は行った事はないのですが、藤の花が綺麗な街という印象を持っていました。今回のデザイン制作を通して、江南市の事をより知れたので実際に曼陀羅寺の藤の花を見に訪れたいと感じました。市役所の方と相談しながら制作を行って、とても素敵な作品が完成して良かったです。

【Ｔシャツのデザインを制作した学生のコメント】
笑顔溢れる街にしたいという願いをこめ、デザインしました。デザインは、江南市の有名な藤の花と江南市民花火大会の花火を取り入れました。花火は、最近環境や生活、様々な場面で大切になっているSDGsをイメージしたカラフルな輪にし、いつでもSDGSを感じられるような色合いにしたところが特徴です。そして、藤の花をイメージした藤色を基調に、藤花ちゃん、Konan（こうなん）の文字、様々のお花をデザインしました。特に苦労したのが、KONAN の文字の下の茎を笑っている口元のようにデザインし、笑顔と一緒に様々な花が咲く街を表現したところです。
私も江南市については今まで知らなかったのですが、今回のデザイン制作をきっかけにとても自然豊かで「こうなん藤まつり」を始め、花火大会や筆まつりなどいろいろな行事が豊富にあり大変魅力的な街ということを知ることができ、良かったと思います。

市長への報告後には、中日新聞の取材を受け、3月29日の中日新聞　尾張版に記事が掲載されました。

その後、Tシャツを一般販売する、ユニクロ ヴィアモール江南店を訪れました。
このTシャツは、ユニクロのUTme!マーケットで、4月15日から販売されます。
こうなん藤まつりの時期に合わせて、ユニクロ ヴィアモール江南店では、実際にTシャツがディスプレイされ、実物サンプルを見ることができます！キッズサイズもあるので、親子でペアルックしても素敵ですね。

学生たちがデザインしたポロシャツやTシャツで、江南市制70周年記念イベントを盛り上げていきましょう！

広報こうなん4月号

Tシャツの販売はこちらから▶▶▶UTme!マーケット（外部リンク）
※販売は4月15日（月曜日）から

江南市役所に設置されたカウントダウンボード

愛知文教女子短期大学では、パソコンスキル、デザインスキルを学ぶだけではなく、コミュニケーションをとりながら実践的にデザインを形にしていく経験を通じて学ぶ機会がたくさんあります。産学連携の学びでスキルと知識を社会で使える力と自信に変えています。デザインした３名の学生は、この経験を生かして、４月から社会人として新しい１歩を踏み出します。