6月26日の食物栄養専攻のキャリアチャレンジは、「調理技術指導」。テーマは「包丁技術」で、2年生が1年生を指導しました。

包丁技術の向上によって、大量の食材の下処理を迅速に行うことができます。正しい切り方を学ぶことで、食材のうまみを引き出し調味料の浸透をよくすることができます。また、ケガの防止につながります。

まずは、2年生が「輪切り」、「千切り」、「半月切り」、「いちょう切り」を1年生にデモンストレーションします。デモンストレーションは、包丁の持ち方、力の入れ方、包丁の動かし方を説明しながら行いました。

1年生は、デモンストレーションをしっかりと観察し、「きれいに切るにはどうしたらいいですか」、「食材を押さえている方の手はどうしたらいいですか」と質問しながら自分たちも切裁に挑戦しました。

2年生は、1年生に指導することで「コーチング」も学ぶことができます。栄養士は、給食の現場で調理従事者へ指示をします。このコーチングはその時にとても役立ちます。

包丁技術指導後は、1年生から2年生への質問タイム。前期試験を控え、2年生に試験勉強の方法を訊ねているのがとても印象的でした。

　
文教女子では、学年を超えて交流する機会もたくさんあります。先輩は後輩のために、後輩は先輩のようにと、同じ夢に向かって頑張っています。